課題が終わり・・・(石神貴之)
新年、明けましておめでとうございます!本年もよろしくお願い致します!
花組の石神貴之です。皆様良い寝正月を過ごし、順調に体重を増やされましたでしょうか?(笑)
僕は甘党なので・・・お汁粉を・・・。冷たい空気の中のジョギングは肺が痛くなりますね。
さて、本題ですが(笑)。
昨年末の事になりますが、花組で半年近く取り組んできた課題の稽古が終了しました。
この作品、派手な動きや演出はないものの、非常に深い内容の作品でした。
日常と夢の中の非日常が交錯し、現実の行動に影響が出てきたり、それぞれの人物が過去を背負って生きている。
でも暗いわけではなく、明るく楽しく精一杯生きている。
日常、非日常のシーン共に、ただ漫然と取り組んでいては深みは出ない。
しっかりと人物の裏の気持ちや心境の変化を掴んでいかなければならかったです。
課題に入ったばかりの頃は、「なんでこんなこと言ったんだろう?」「ここの台詞を言う意味がわからない」等、四苦八苦しながら紐解いて行ったのを覚えています。
軽く流しても良さそうな所を「もしかしたらこうなんじゃないか」とやたらエグい設定で考えてみたりとか(笑)。
今回は男性2人、女性3人の全キャストをシャッフルしながら行ったのですが。これが結構大変。
人によって捉え方やリズムが違うんですね。隊長に指標となる演出や意図は伝えていただいているんですが、上記の裏の気持ちが統一されているわけではないので、それぞれ考え方に違いがある。
技量の問題だったりもするわけですが、それを毎回リアルタイムに対応していくのが難しい。
ちょっとボタンを掛け違えて、それが積み重なって最終的にグダグダに盛り上がらずに終わってしまったり(笑)。
でもそれを調節したり考えながら演じるのが楽しかったりもしました。
バッチリとハマってフィナーレを迎えた時の爽快感は何者にも代え難いものですね。
この作品に取り組んで、自分が役者として成長出来たことを実感しています。
この作品と、この作品を見つけて演出をしていただいた隊長、そして一緒に取り組んだ門下生に感謝です。
と、思い入れの強い作品の最後の稽古場日誌になったため、長文となってしまいました。
ここまで読んでいただいた方、ありがとうございました!
ああ、次の課題も楽しみだなあ。
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<<道場主からひとこと>>
通常基本的には、一つの台本を複数のチームに分けて、しっかりとキャスト決めしてレッスンを進行するのですが、
今回のように、全員に全キャストを経験してもらう場合もたまにあります。
このような進行の時は、同じ役をたくさんの門下生が独自の解釈・表現で行うので、一緒にいる他の門下生だけではなく、
演技指導・演出を担当しているボクも多くの気づきを逆にもらえます。
実は、レッスン時にはその門下生がどれぐらい台本を深く読み込んできているのか、一回立ってみれば大体分かるのですね。
読み込みすぎて、ちょっと変な方向へ行ってみたりするのは、何も考えないよりはもちろんましです。
どうしてそうなってしまったのかをしっかり見直して、次の行動につなげていく努力は、石神が得意とするところでもあります(笑)
「迷い道」に何度も入って、戻ってくる度に、大いなる成長となっています♪