レッスン3

感情表現のいろいろ<2>

二回目も感情の種類などを分類せずに、様々な感情を見てみましょう。
第一回目と同じように、プロの演技を参考に勉強してくださいね。

出演:優希比呂・ゆかな

3.かわいそう

◇母と息子の会話

  学校で今日あったことを話す息子(幼年)とそれを親身に聞く母。

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息子「今日ね、ともくんと遊んでたら、ともくん転んじゃって足怪我しちゃったの」

母 「あら、まあ……かわいそうね」

息子「でも、ともくんね、泣かなかったんだよ。すごく痛そうだったのに、笑ってたの」

母 「そう、ともくん男の子だもんね。えらいねぇ」

息子「だからね、ぼくも転んでも泣かないよ。だってともくんも泣かなかったもん」

母 「あらっ、ゆうちゃんも泣かないの?」

息子「ほんとだよ、絶対なかないもん」

母 「ふふ、がんばってね」

息子「うんっ!」

◇下校中の学生男女が、ひかれた猫をみつける。

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女 「あっ!」

男 「どうした?」

女 「これ……」

男 「ああ……その辺の野良猫かな」

女 「かわいそう……」

男 「うん。最近この辺り車の通り多くなったからね……久美ちゃん?」

女 「祐君も手伝って、せめて埋めてあげなきゃ……」

男 「あっ、うん、そうだね…」

◇飼い犬をけ飛ばす男、見とがめる少女。

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少女 「ちょっと、何してるのよっ!」

男  「な、なんだよ」

少女 「蹴飛ばすなんてかわいそうじゃないっ!」

男  「かわいそう? かわいそうか、ははは、こりゃ傑作だ」

少女 「何が可笑しいのよ!」

男  「こいつは俺が飼ってるんだ、どうしようとアンタには関係ないだろ?
    それに、こいつだって何とも思ってないさ」

少女 「そんなわけないじゃないっ! 人間だって、動物だって同じよっ、蹴られたら嫌に決まってるでしょ!」

男  「これはしつけさ。し・つ・け」

4.好き

◇溜め息をつく女性。何か悩んでいる様子。

心配げに話しかける男性。どちらも大学生で幼なじみの関係。

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女 「はあ〜」

男 「おいおい、どうしたんだよ、溜め息なんか……」

女 「ねえヒロくん……」(ちょっと色っぽく)

男 「な…なに?」

女 「私、ヒロくんのこと……ずっと好きだったの」

男 「……え? ええ〜!?」

女 「……って言ったらどうする?」

男 「あっ、ああ……脅かすなよ。まったく(小声)」

女 「好きって……何なのかなぁって思ってさ……」

男 「はぁ?」

女 「好きって……色々あるんだなぁって。
   好きな食べ物、好きな音楽、友達の好き、親兄弟の好き、恋人の好き……どう違うのかなって」

男 「どう違うって……やっぱりアレじゃないのか? 好意の好きっていうのと、愛情の好きって……。
   『Like or Love』っていう感じだと思うけど?」

女 「でも親兄弟の愛情と恋人との愛情はまた別でしょ?」

男 「そりゃそうだ」

女 「好き(普通に)、好き(元気に)、好き(親兄弟に)、好き(恋人に対して)」

男 「好き(普通に)、好き(元気に)、好き(親兄弟に)、好き(恋人に対して)」
     ※ イントネーションを変えるだけで良いです。

男 「そう考えると……難しいな」

女 「でしょ?」

いかがでしたか?

「真似ぶ」が「学ぶ」になりました。ドンドンプロの演技をマネしてみて下さい。

さぁ、それでは次の「レッスン4」に行きましょうね♪